副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)発病から検査まで

2006年11月頃 飲水量が最近多いかな・・・っと思い始める。
フィラリアのお薬をもらいに行った際、先生に相談。尿の量も増えているか様子を見るように言われる。
11月〜12月にかけてかなり多忙な日々で、じっくり観察出来ず。
2007年1月4日 お正月休み中に観察すると、飲水量に加えやはりオピッコの量&回数も多く、病院へ。

現時点で副腎皮質機能亢進症の疑いがあるとの事で、翌週(検査機関のお休みの都合で)にACTH刺激試験検査をする事に。

それと今日から毎日飲水量の測定を開始。
2007年1月9日 ACTH刺激試験検査の日。どうしても仕事が休めず、パパに行ってもらう。
ぱおを2時間ほど病院に預け検査。お迎えに行った際、血液検査の結果を説明され、血液検査はほぼ正常値との事でちょっと安心。

結果は早ければ木曜日に出るとの事。
2007年1月11日 仕事を終えて結果が出たかどうか病院に連絡すると、スタッフの方に『今日中に来られた方が良いかと・・・』と言われる。かなり嫌な予感がしながらも帰宅しぱおを連れて病院へ。

結果は、やはり副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)との事。
ACTH刺激後の値が、約17μg/dl以下が正常値とされるが、ぱおの数値は検査可能最大数値の50μg/dlを振りきっていた。

先生から副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)についての説明を受ける。
西洋医学では完治しない病気と告げられる。しかも治療に使う薬が、とても副作用が強く高額だという事。

下垂体性と副腎性の2種類が疑われるが、下垂体を調べるには、全身麻酔のCT検査が必要で、なおかつ仮に下垂体に腫瘍が見つかった場合、下垂体の腫瘍を取り除く手術はほとんど例がないとの事。
副腎を調べるのはエコー検査(麻酔不要)で出来るとの事で、リスクを負って下垂体のCT検査をするよりも、副腎のエコーを撮ってもらう事に決定。後日大学病院でエコー検査をする事に。

説明の際はかなりパニくっていた私。病院からの帰路で、先生に言われた事を思い返しながら帰宅すると、それまで堪えていた涙がいっぱいでて、パパにうまく説明できない。
するとそんな私を心配そうに見上げるぱお。
一番辛いぱおにまで心配をかけてしまい、とっても反省。
この日からぱおの病気の事では泣かないと心に誓う。
2007年1月30日 ようやく予約が取れ、大学病院でのエコー検査。同行してくださった主治医がACTH刺激の検査結果や血液検査の結果を大学病院の先生に説明。診断は主治医同様副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)に間違いないとの事。

2時間程検査のためにぱおを預ける。再度診察室に呼ばれ、副腎についての説明。
副腎自体の肥大はあまり見られないないとの事。この事からも、病気はかなり初期段階との診断。

ただやはり大量のステロイドが分泌されているので、肝臓がステロイド肝になっているらしい。

その後この病気についての一通りの説明を受ける。内心余命宣告を覚悟していたが、余命宣告はなかった。(昔はこの病気の余命は3ヶ月ぐらいだったらしい)

最後今後の治療方針の話になった際に、西洋医学での治療しか知らない?大学病院の先生と、鍼・漢方といった中医学での治療をしようとしている主治医との間に微妙な空気が流れる・・・。

帰路の車中で主治医より、中医学ではわずかながらも完治への望みがあるので、治療を頑張りましょうと心強いお言葉を頂く。

今日はぱおが疲れているし、明日は病院の休診日なので、2月1日から本格的に治療を開始です。

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