副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)とは・・・ 副腎皮質から分泌されるコルチゾール(ステロイド)ホルモンの過剰分泌の状態。原因は、 1)脳下垂体の異常 2)副腎皮質の異常 3)副腎皮質ホルモン剤(ステロイド)の過剰投与 の3つに分類されます。 1)はボクサー・ダックスフンド・ミニチュアプードルに多く、下垂体の過形成及び腫瘍が原因となり、ステロイドホルモンの分泌が過剰になります。下垂体性が副腎皮質機能亢進症の8割以上を占めます。 2)はシェパード・トイプードルに多く、メス犬に多いとされます。副腎腫瘍が原因となり、ステロイドホルモンの分泌が過剰になります。 3)は医原性で、長期間にわたりステロイドの投与・服用が原因で発症します。 |
症状は・・・ 初期段階では、多飲・多尿・多食がみられます。進行するに従って、皮膚が薄くなる・痒みを伴わない左右対称性の脱毛・筋肉の脆弱化・腹部下垂・色素沈着等の様々な症状が現れます。 |
この病気についてより詳しく知りたい方は、下記を参照してください。 ◇医療情報−副腎皮質機能亢進症 犬の副腎皮質機能亢進症(犬のクッシング症候群) |
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